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演劇(役者)

どうも植林と申します。いま僕は酔っています。別にバイト先のかわいい女の子に彼氏がいたからとかじゃあないです。うぃ、演劇について書きましょうか。

まぁ人間たまに本気を出さなきゃ腐っちまうもんで、このボヘミアンにもらしくもなくマジになる時があるわけです。それが劇団ボヘミアン。

練習はしんどいです。寒いです。恥ずかしいです。文句タラタラたれながらも頑張って続けるのです。演劇はみんなで作り上げるものなんです。

脚本が完成するとみんなに役が与えられます。みんなキャラを作り始めるのです。悪役代官役の杉本君(同志社4回生:編者注)はこれをむっちゃ頑張ってました。もともとタッパもあって顔も怖い彼が威圧感のある動きと泣く子も黙る声を得た時、恐怖のラスボス誕生。怖すぎ。

あ と佐藤君もみんなの指導の甲斐があってみごとにエロくてゲスい裏切り者キャラを確定しました。こっちももともとセクハラする係長みたいな顔をしているから はまりすぎて恐い。劇中のスパイスとなるダンスをみんなで集まって徹夜で考えました。テンションがあれば何でも乗り切れるもんですね、一晩で三分ものダン スシーンを完成させたのです!その後は僕はコーヒーとたばこでめっちゃくさくなった体で好きな子に会いに行ったのです!

本番で着る衣装がそろいました。かっけー!これはあの子も惚れるな。

月日がたつのは早いもんでいよいよ本番前です。色々ありました。簡単に書いてるけどホント色々あるんですよこの演劇。初めて公衆の面前で気違いの真似をしたあの日を僕は忘れない。あれはホント快感だった。君も変わりたいなら演劇やろう。

本番は楽しいのです。踊り狂うのです。日常とは違うんですから。テンションあがりすぎて小道具の刀折っちゃったり。二本も折っちゃったり。あれはおいしかった。でもあの子見に来てない。うへぇ。

たかだか一時間に満たない本番のために二ヶ月以上の時間を費やす。大学生活ってつくづく贅沢だなぁと思った演劇なのでした。おしまい。文責:植林望

 

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