BOHEMIAN
京都大学 アウトドアサークル ボヘミアン
ボヘミアンについて
ご入学おめでとうございます。ようこそ、自由と伝統の京都大学へ。
さて、あなたも晴れて大学生の一員になったわけだが、どんな学生生活を望んでいるのだろうか。学問に励みたい。テニサーに入りたい。バイトして、飲み会に出て、彼氏彼女を作って、そして、あるいは・・・様々な期待に胸を膨らましているはずだ。そんなあなたに僕たちからも一つ、選択肢を提案したい。それが、サークルボヘミアン。
ボヘミアンがどういうものか、今から教えましょう。ボヘミアンは1984年4月19日に創立され、今年で25年目。なんと四半世紀。アウトドアをその活動の中心とし、現在では年に一度の演劇を始め様々な文化的活動まで行なっている。旅行、登 山、洞窟探検、無人島サバイバル、廃墟探索や、演劇、映画撮影・・・その具体的な内容についてはここではあまり触れないが、このパンフレットをちょっと読 んでくれたらその魅力はきっと伝わる。
そして、その多彩な活動のきっかけとなるのがボヘハウスで行なわれる例 会だ。例会は毎週一回決まった曜日の夜に行なわれ、やってみたい企画を出し合う。皆に乗っかるもよし、皆を乗っけるもよし。斬新なアイデアは常時募集中 だ。だが、慣れないうちはボヘミアンの雰囲気を知ってもらうことも大事なので、軽い気持ちで例会に参加して欲しい。
ボヘミアンは非公認サークルなので大学内ではなく大学外に活動の基盤を持っている。それがボヘハウスだ。このボヘハウス、出町柳から自転車で5分の場所にある町屋なのだが、ボヘミアンの特徴の最たるものであり、かけがえのない憩い の場なのである。シャワー、キッチン、そしてさわやかトイレ完備のボヘハウスには常に誰かがおり、というか住んでおり、外界のしがらみに疲れ果てた人を暖 かく迎え入れる。暖かすぎてなかなか出られないのがいささか難点なのだが。また、ボヘミアンでは、年齢を気にせずに仲良くしようということで、敬語禁止令が布かれている。初めは慣れないけど、慣れるといいものだと思う。慣れすぎると外で敬語が使えないので注意。
これほど素敵なボヘミアン、入会制限はどうなっているのだろうか。ボヘミアンは誰でも入退会自由、ボヘハウスも誰でも出入り自由、本人の意思一つ。京大学部学生を始め、他大生、フリーター、OBもよく来る。新人も年がら年中募集中、当然回生問わず。ほんとにどこまでも融通の聞く場所だ、と僕は思っている。
さて、簡単な説明はこんなところだ。まだまだボヘミアンの魅力や雰囲気 は伝え足りていないのだが、少しでも興味を覚えたのなら、他のサークルでは飽き足らないのなら、ぜひボヘハウスに遊びに来て欲しい。一度と言わず何度で も。僕たちはいつ何時でもあなたが来ることを心待ちにしているのだ。きっと風変わりな学生生活が始まるよ。文責 梶原伸吾